【シングルモルトジャパニーズウイスキー瀬戸内 のこだわり】
私たちセトウチディスティラリーがウイスキー造りにあたって考えたのは「自分たちが本当に美味しいと自信をもって言える本物のウイスキーを造りたい」ということです。
これを実現するためにひとつひとつの工程にこだわりました。
1.厳選した素材と製法の追求
原材料に最適な品質のノンピート麦芽を厳選。
水はミネラルを豊富に含む地元呉の独立峰“灰ヶ峰”の伏流水を使用しています。
そして120年以上の日本酒造りで培った経験を活かして発酵にもこだわりました。
一般的に麦汁の発酵はアルコール生成能力の高いディスティラリー酵母のみで行われますが、私たちは前者に比べアルコール生成能力は低いものの、フルーティで豊かな香りを与えてくれるエール酵母を併用しています。
そして通常の発酵時間の1.5倍の時間(90〜114時間)をかけてゆっくり発酵させることで芳醇な香り・味わいを実現しました。
蒸留器は小規模サイズ(1,000L)の銅製ポットスチルを使用することにより、オフフレーバーを抑えたスムース&アロマティックなウイスキーに仕上げています。
ニューポット(原酒)の味わいを大きく左右する再留のミドルカットは、ウイスキー造りの主流であるハイカットではなく、あえてテール部分を多く入れるローカットにすることで、味をより濃厚・複雑なものにしました。
2.オロロソシェリー樽で3年以上熟成し、シングルカスクでボトリング
貯蔵する樽は一般的なバーボン樽ではなく、ウイスキーに深いコクと熟成感を持たせる「オロロソシェリー樽」を選びました。
熟成に使用するオロロソシェリー樽の大きさは通常500Lですが、樽が小さいほど熟成は早くすすむため、私たちは通常より小さい225Lの「ホグスヘッド」と呼ばれる大きさの樽を使用し、より熟成感が楽しめるようにしています。
これを瀬戸内の四季がダイレクトに影響するよう3年以上の時間をかけて熟成させ無着色・ノンチルフィルタードで仕上げました。
これにより一般のウイスキーに比べて沈殿物・にごりが出やすくなっていますが、ウイスキー本来の味を楽しんで頂けるよう旨味の源泉としてあえて成分を残しています。
また、通常ウイスキーは同種の樽で熟成しても樽ごとで微妙に味わいが異なります。
そのためシングルモルトウイスキーでも樽同士で原酒を混ぜ合わせて味わいを平均化することが一般的ですが、セトウチディスティラリーでは樽ごとの味わいの違いも楽しんでいただきたいと考え、原酒を混ぜ合わせないシングルカスクでリリースいたします。
3.「瀬戸内」を象徴するデザイン
デザインはセトウチディスティラリーが手掛けるシリーズの象徴「瀬戸内」のロゴを中心に、瀬戸内の穏やかでゆったりとした空気感と美しい海をイメージしています。スマートなオリジナルボトルは波の揺らぎや優しい島風を直感的に表現しました。
「BAR新海」では、1杯、45ml:2,640円、30ml:1,760円、15ml:880円にて提供しております。

「シングルモルトジャパニーズウイスキー 瀬戸内 オロロソシェリーカスク」に関する詳しい情報は、こちらの記事をご覧ください。
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