「ニッカ カフェグレーン」は、世界でも稀少な“カフェ式連続式蒸溜機”でつくられた味わい深いグレーンウイスキーです。一般的なグレーンウイスキーに比べ、原料由来の甘さがしっかりと残っているのはカフェ式だからこそ。
1.メーカー
ニッカウヰスキー株式会社
2.蒸留所
ニッカウヰスキー『宮城峡蒸留所』では、世界でも稀少となった「カフェ式連続式蒸留機」を
使用し、伝統的なグレーンウイスキーづくりを行っています。
「カフェ式連続式蒸留機」が発明されたのは1830年頃です。
開発者、イーニアス・カフェの名にちなんで「カフェスチル」と呼ばれています。
現在主流となっている連続式蒸留機はアルコール精製度を高められる反面、香味成分までも除去してしまいます。一方、旧式で蒸留効率が劣る「カフェ式連続式蒸留機」の蒸留液には原料由来の香りや成分がしっかりと残ります。
それを熟成した後、モルトとブレンドすると、貯蔵後にモルトの個性を引き出しながら新たな香りと
味わいを生み出してくれるのです。
3.商品名
ニッカカフェグレーン
4.特徴
伝統的な連続式蒸留機が生む甘い香りとなめらかな口当たり
ニッカのブレンデッドウイスキーにあるまろやかな余韻は、この「カフェグレーン」のほのかな甘さにあるといえるのです。
あえてストレートで味わってみると、アルコール度数45度にもかかわらず、アルコールの刺激はほとんどなく、華やかな香り(蜂蜜、リンゴ、エステル系)が広がります。奥からはナッツやウッディな香りも漂います。
味はリンゴや蜂蜜の甘い味やチョコレートのような渋みのある味が交互にやってきます。
カフェ式ならではの甘い香りとなめらかな口当たりが特長です。
香り:ウッディなバニラ香、クッキーのような香ばしさ。カスタードクリーム、チョコレート、砂糖を焦がしたような甘い香り。
味わい:クリーンで軽やかな舌触り、ウッディさを伴うバニラ、ハチミツのような甘い味わい。
余韻:軽快なボディ感と共にすっきりと消えていく。
原材料:グレーン、モルト
アルコール分:45%
5.受賞歴
- 2016 ISC 金賞
6.価格
参考小売価格:700ml 6,000円(税込:6,480円)
通販やネットオークションでは6,000円〜8,000円前後の価格で販売されています。(2019年3月10日時点)
DiningBar Hidden Loungeでの提供価格
「DiningBar Hidden Lounge」では、このウィスキーを
45ml:1,300円
にて提供しております。
7.まとめ
「ニッカカフェグレーン」の甘さを実感するために、最初の一杯はぜひストレートで。
ニッカのブレンデッドウイスキーにあるまろやかな余韻は、この「カフェグレーン」のほのかな甘さにあると言えます。ブレンデッドウイスキーのベースとしてだけではもったいないウイスキーです。
2019年3月末を目途に在庫がなくなり次第、休売が発表されています。この奥深い味わいを是非お愉しみください。