シングルモルト余市

余市蒸留所でなければつくれないモルトウィスキーを探求し、新しく組み立てられた「シングルモルト余市」。
2015年9月1日発売。核となっているのはストレートヘッド型ボットスチルと石炭直火蒸留ならではの重厚さと香ばしさです。

1.メーカー

ニッカウヰスキー株式会社

2.蒸留所

ニッカウヰスキー最初の蒸留所である「余市蒸留所」。

3.商品名

シングルモルト余市

 

4.特徴

重厚な力強さ、ピートと潮の香り。凝縮された、余市モルトの本質。

ヘビーピートタイプの原酒が力強く主張し、新樽モルトとシェリー樽モルトによってしっかりとしたボディ感とウッディな樽の風味が加えられていて、ピートの香りとソルティさを感じる個性的なシングルモルトです。
グラスに鼻孔を近づけると、まずは麦芽の香り。トーストを思わせる麦が焦げたような香りは、世界でも珍しい石炭直火蒸留で加熱したもろみの匂い。またバナナやマンゴーを思わせるフルーティーな香りは、ニッカが使用する特別な酵母由来のもの。年数制限を取り払ったことから、円熟味にプラスして若い原酒の力強さも組み合わさっている。口に含むと、香りでは決して前面に出てこなかったピート、スモーク、潮の香りが力強く主張を始める。鼻孔に昇ってくるヘビーピート原酒の香りは、まさに余市ならではの重厚な味わい。軽い渋味や苦味もあるが、オーク樽からくる甘みが口いっぱいに広がって穏やかに持続し、余韻は極めてスモーキーである。

香り:やわらかな樽熟成香と麦芽の甘さ、豊かな果実香の調和。穏やかで心地よいピート感。
味わい:オークの甘さとしっかりとしたピートの味わい。麦芽の香ばしさとオレンジのような果実の調和。
余韻:あたたかなオークの甘さとスモーキーさがゆっくりと持続する。
タイプ:シングルモルト
原材料:モルト
アルコール分:45%

5.受賞歴

2017 ISC 金賞

6.価格


メーカー希望小売価格:700ml  4,200円(税込:4,536円)
通販やネットオークションでは5,000円〜6,000円前後の価格で販売されています。(2019年2月5日時点)

DiningBar Hidden Loungeでの提供価格

「DiningBar Hidden Lounge」では、このウィスキーを
45ml:1,100円
にて提供しております。

7.まとめ

かなりピートが効いているので初心者の方がストレートで飲むとキツイと感じるかもしれません。しかし、慣れてしまうとハーフロックやハイボールなどで美味しくいただけるウィスキーとなってます。もちろんストレートでもOK。
余市らしい薫香や甘さも残っているため、余市らしさを味わうことも十分にできるのも面白い個性的なウィスキーです。